忘れずに設定しよう!楽天銀行と楽天証券のマネーブリッジ&ハッピープログラム

楽天ポイント
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楽天証券でつみたてNISAを開始して、楽天カード積立を行なっている方は、あと少し投資効率がよくなるお得な使い方がございます。

カード積立まででつまずいている方は、コチラからおさらいしてください↓

今回紹介する設定は、楽天銀行のマネーブリッジとハッピープログラムです。

楽天銀行⇔楽天証券 マネーブリッジ

楽天銀行と楽天証券に口座を開設が済んだらまず「マネーブリッジ」の設定をしましょう。

簡単に言うと、「楽天銀行」と「楽天証券」を連携させる設定です。

連携させる大きなメリットは次の通りです。

証券口座への入金、楽天銀行への払出が不要に

通常楽天証券口座で、楽天カード積立以外の取引(個別株の購入や投資信託のスポット購入など)をしようと思ったら楽天証券口座に入金して、楽天証券内の預り金残高で取引を行うことになります。

マネーブリッジの設定をしていると、楽天銀行にある普通預金残高から直接上記の取引を実行することが可能になります。

また、配当金や分配金が出る個別株や投資信託を保有していると、証券口座で配当金等を受け取りますが、そのお金は自動的に翌営業日には楽天銀行へ出金されます。

基本的に楽天銀行残高として置いておけるということが次の理由でメリットとなります。

普通預金金利が0.1%(税引き前)

マネーブリッジ設定をしていると楽天銀行の普通預金金利が税引き前0.1%になります。

0.1%と聞くと残念な気がしますが、メガバンクの普通預金金利の約100倍の金利なんです。

「利子で資産が増えた!」と実感することはないとは思いますが、生活防衛資金やどこに置いていてもいい現金でしたら、楽天銀行に集約させると少なくともメガバンクの普通預金に入れておくよりはお金を生んでくれるでしょう。

楽天証券の預り金にお金をおいていても金利はつきませんが、マネーブリッジで楽天銀行にお金をおいていると金利がつきます。

楽天銀行と楽天証券をどちらも口座開設したら、マネーブリッジを設定しましょう!

楽天銀行 ハッピープログラム

次に設定するのは楽天銀行のハッピープログラムです。

毎月25日終了時の残高もしくは月間の対象取引件数によってステージ分けされ、ステージに応じて様々な特典が得られます。

楽天銀行にログインしてエントリーするだけです。

ステージに応じて振込手数料やATM利用手数料無料の回数がアップ

ハッピープログラムのステージが上がると、次のようなメリットがございます。

楽天銀行HPより

コンビニATMでお金を下ろしたり、楽天銀行以外へ振込を行うときの手数料が無料になる回数が増えます。

可能であればVIP以上のランク、少なくともプレミアムを達成していると楽天銀行の使い勝手がよくなるので、おすすめです。

対象取引件数でランクを上げるのはなかなか複雑ですので、残高でのランクアップの方がわかりやすいと思います。

ステージに応じて取引ごとに楽天ポイントを獲得

対象の取引ごとに通常ポイントが獲得できます。獲得ポイントとしては少額ですので、積極的にもらうというよりは、オマケくらいの位置づけですが、もらえるポイントはもらわないと損ですね。

いろいろ口座引落の支払いがあると思いますが、それらを全て楽天銀行口座での自動引き落としの設定をしていると、毎月自動的にポイントが獲得できるので、楽天銀行で引落できる支払いについては、楽天銀行に引き落とし口座を変更しましょう。

反対に振り込んでもらうようなシーンでも、楽天銀行宛てに振り込まれるようにすると、ポイント獲得の対象となります。

公式サイトに対象取引の一覧がございますので、ポイントがもらえそうな取引があれば楽天銀行で行うようにしましょう。

ポイントが貯まるサービス|特典|ハッピープログラム|楽天銀行
楽天銀行なら、サービスのご利用ごとに楽天ポイントを貯められます。振込・口座振替・楽天銀行デビットカードなどのご利用はもちろん、JRAや楽天競馬への入金などのサービスご利用でもどんどんポイントが貯まるのでお得です。

これらの取引で獲得できるポイントが、ステージによって最高3倍になります。

投資信託保有残高に応じて毎月楽天ポイントを獲得

こちらが一番積立投資と相性のいい項目です。

マネーブリッジの設定とハッピープログラムのエントリーをしていれば適用になります。

保有している投資信託の残高10万円ごとに3~10ポイント獲得できます。つみたてNISAで投資が望ましい、管理費用が低めに設定されている銘柄は基本的に3ポイントしかつきませんが、毎月受け取れるものなのでありがたく受け取りましょう。

※保有残高は対象月の月間平均残高で計算されます。

対象銘柄と各銘柄の進呈ポイントは公式サイトからご確認ください。

ハッピープログラム対象銘柄および対象外銘柄一覧(2021年7月末現在) (rakuten-sec.co.jp)

所長の投資ループ設定紹介

私は楽天カード、楽天証券、楽天銀行の楽天経済圏の恩恵をフルに活用しています。

たとえばの例として紹介いたしますので、使えそうなところだけ参考にしてもらえると幸いです。

楽天カード積立で月上限5万円つみたて

まず、つみたてNISAの月額上限の33,333円のほかに、特定口座(非課税ではない口座)で月16,667円のカード積立の設定をしています。

カード積立の上限が月に5万円ですので、枠をめいっぱい使いきっています。

こちらは無理のない範囲で決めた積立金額に応じて決めましょう。

つみたてNISAの枠を超えて積立を行なうときには、ほかにご家族の名義で非課税枠が使えるのであればそちらを優先して積立を行なうほうがおすすめです。

月5万円カード積立を行なうと、毎月カード利用ポイントとして1%の500ポイントが獲得できます。

投資信託保有残高で毎月ポイント獲得

つづいて、保有残高が増えてくるとハッピープログラム対象銘柄の保有残高に応じて毎月ポイントが獲得できます。

最新の獲得は36ポイントでした。

はじめのうちはまだ獲得ポイントは少ない積立期間が長くなるにつれて保有残高が上がってくると、毎月もらえるポイントが増加していくので積立を継続するモチベーションになりますね。

そのほかのハッピープログラム対象の取引でポイントも獲得していますが、前述のとおりこちらは積極的に狙うというよりはオマケ程度と考えていいと思います。

毎月分配型のリートへポイント投資

カード積立やハッピープログラムで獲得した通常ポイントと楽天市場でのお買い物で獲得した通常ポイントは全額ポイント投資でリート(不動産投資信託)をスポット購入しています。

2021年に入ってから開始して、現時点で109,000ポイントをリートに投資いたしました。

現在の評価額合計は118,841ですので、約1万円増加しています。

2021年8月3日現在

リートへは現金での購入をしないで、ポイントのみで投資するようにしています。

リートを用いたこの方法をおすすめしているわけではありませんので、一般的にはつみたてNISA積立時に1ポイントだけポイントを利用する設定だけして、残りの通常ポイントは楽天カードの支払い額への充当をする方が簡単ですし、おすすめしています。その方法は過去記事で紹介しています。

リートの毎月分配金を自動再投資でリートの口数増加

私が通常ポイントを楽天カードの支払い額への充当していないのかというと、毎月入ってくるリートの分配金のインカムゲインが目的です。

現在約11万円のリート残高で月に分配金が税引き後1,074円受け取れています。

その受け取った分配金は自動的に再投資で同じリートに投資されているので保有口数が徐々にですが増えていき、次の月にもらえる分配金が増えていきます(リートで決められている1口あたりの分配金に変更がなければですが)。

その増えた分配金がさらに再投資され口数が増えて、また次の分配金が増えるという複利の効果がございます。

ただ、特定口座で投資しているので毎月分配金を受け取る際に約20%の税金が引かれ、税引き後の分配金で再投資を行なっているので、再投資での複利の効果は必然的に低下してしまいます。

毎月分配金を出すと言うことは、ファンドが利益を出しても毎月還元を行い、その利益全てがファンド内で再投資されるわけではないので成長が鈍化してしまうことになります。

また業績が悪化し、分配金が見直され減額が決まると、基準価格も下がりダブルパンチとなるのでデメリットもたくさんあります。

【予定】リートの分配金を受取型にして毎月収入GET(の見込み)

デメリットもたくさんあるリートへの投資をしているのは、ある程度の保有数になった時や月々の家計に余裕を持たせたいと思った時には、分配金の使い道を「再投資型」から「受取型」に変更して、毎月の収入として現金で受け取ろうと思っているためです。

他にも、「ポイントのみで投資」と決めているため、リスク許容度を割と高くすることができるからです。パフォーマンスの低下や、想定よりも下落等があれば売却して現金化すれば、「通常ポイントを現金へ換金」したと割り切ることができるので、今のところは毎月の税引き後分配金が1万円になることを目指してポイント投資と再投資を継続していきたいと思っています。

楽天ポイントを現金製造機に変えることが最大の目的です。

まとめ

今回紹介したマネーブリッジやハッピープログラムは爆発的に効果が得られるようなものではありませんが、積立投資という長期での投資を行う上で、はじめの設定をするだけで毎月少しでもプラスになるのなら、やるかやらないかで20年後には大きな差になることでしょう。

小さなことからコツコツと

チリモツモレバナントヤラ

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