どうも、闇金ウシジマくんは全巻読みましたしょしょ所長です。
今回は漫画のトイチのような違法金利は出てきませんが、借金は恐ろしいというお話です。
資産形成に着手された方や生活防衛資金を確保する段階にある方はスルーしていただいて構いません。
「お金がない」と起こる悪いことを挙げていきたいと思います。
お金があると起こるいいことが起きない
前回の記事では「お金があると起こるいいこと」として貯金をするメリットを紹介してきました。
つまり、お金に余裕がないとまずこれらのメリットは得られないということになります。
そのほかにはどのようなデメリットが舞い込んでくるのかを思いつく限り挙げていきたいと思います。
お金に余裕がないことで起こる悪いこと
ストレスがかかる
支払が迫ってくると、不安になりひどい場合は眠れないなどの生活に支障をきたすほどのストレスを抱えてしまいます。
また、「どうお金を運用しようか」というような明るいようなものではなく「支払をどうしようか」というようなお金について考えたくなくても強制的に考えなければなりません。
「お金の悩み」で頭を支配されると、現実から目を背け考えないようにしようとすると、家計の管理はさらにルーズになり、さらにお金で悩むようになってしまいます。
お金が降ってくる以外には、きちんと家計の問題点と早期に向き合う必要があると思います。
ストレスによって体調を崩す
ストレスは身体にも悪いものですし、不眠になってしまえば更に寝不足から体調を崩しやすくなり、病院などの費用がかかってしまいます。
また、気持ちが落ち込みやすくなり、お金以外のことでもストレスを感じやすくなってしまいます。
お金のかかるストレス解消法を選べない
お金に余裕がある時に抱えたストレスというのは、美味しいものを食べたり、お酒を飲みに行ったり、遊んだり、旅行でリフレッシュしたり、好きなものを買ったりとお金を使うことでストレス解消に繋げられるかもしれません。
しかしお金がないことでストレスを抱えた場合、そのストレスの解消にお金を使うことができないため更にストレスを抱えてしまいます。
人に相談しにくい
また、お金の悩みというのはどうしてもまわりの人に相談することが難しい悩みだと思います。「お金貸して」と簡単に頼めることではありませんし、お金の貸し借りは避けるべきというのは多くの人の考えだと思います。
借金に頼らなくてはならない
お金が足りなければ、やはり借りてくる必要が出てくると思います。生活費を補填するためにする用途フリーの借入というのは、住宅ローンや自動車ローン等の特定の目的に使用するお金を借りる場合の金利とは大きく異なりとても高金利なものがほとんどです。
借入による利息の支払いがさらに家計を赤字へと向かわせる
キャッシングやカードローンなどの金利は年利15%くらいはかかることでしょう。その利息がそれまで以上に家計を苦しめて行きます。
それでも「利息の支払いが厳しい」で済んでいるうちはまだマシかもしれません。借入の返済のために、別の所から借入をしなければならない状況になってからではその状況からの脱却は簡単なものではありません。
ちなみにメガバンクの普通預金利息は0.001%が相場です。借りる場合と預ける場合の金利差は驚愕の15000倍です。
積立投資のシュミレーションなどで、比較的安定利回りの数値として用いられる利回りは3%です。借りる場合と運用した場合の差も3000倍にもなります。
これらの差からもわかるように、お金を借りることでかかるコストというのは、お金に働いてもらって得られるベネフィットとは比較にならないくらい大きいです。
運用できなくても、生活防衛資金の確保が難しくても、まずは借入をせずに済むことが一番だと気づいて欲しいと思っています。
これらの悪いことはループする
たくさん挙げてみました。思い当たる点はございましたでしょうか?これらの悪いことは、さらに悪いことを呼び込み、ループしてしまいます。
根本的な悩みの原因である「お金がない」という状況を取り除かない限り長い間苦しめられることになります。
立て直すためには、家計の把握、収入を増やす、支出を減らす努力が不可欠です。
まずは、いくら入ってきて、自分がいくら使っているのか、本当はいくら使えるのかといった家計の現実と向き合ってください。
収入を増やすよりは支出を減らす方がハードルは低いと思います。減らせる支出がないか一度見直しをしましょう。特に固定費を削れると、毎月の家計が楽になるので、早く始めれば始めるだけ効果があります。
過去記事で固定費の見直しで私が実際にやってよかったと思っている項目を紹介しています。
まとめ
赤字家計からいきなり黒字家計を目指すのは容易なことではないかもしれません。まずは赤字家計からの脱却を第一に家計の見直し、ポイ活の活用を実行しましょう。
1日でも早く赤字から脱出することが、将来の黒字化への一番の近道です。
「月々の赤字家計をボーナスで補填」というのも良く聞く話ですし、FPへのお金の相談のようなシーンではそれは避けるべきと紹介されることも多いです。
実際、推奨されるべきではありませんが、ボーナスで補填できているうちが赤字家計脱却への最後のチャンスかもしれません。
ボーナスで踏みとどまれている間に、家計を見直しを急いで欲しいと思います。
まずはトントン家計へ
チリモツモレバナントヤラ